【バドミントン】 ショット別解説 スマッシュ スマッシュの打ち方・コツ
みなさんこんにちは
ブルーローズです
ショット別解説をお送りします
今回はスマッシュについてです
バドミントンの花型であり、エースショットでもあります
ぜひスマッシュをマスターしましょう
中級者の方もポイントの再確認などをしてレベルアップを目指しましょう!
目次
スマッシュとは
スマッシュは後方に上がってきたシャトルを相手コートに向かって角度をつけて強打するショットです
バドミントンで最も攻撃的なショットでエースショットになることもあります
スマッシュの軌道はこんな感じです
トップクラスのプロ選手の初速は時速400㎞を超えます
ちなみに初速の最高速度は時速493kmで球技最速としてギネスに載っているそうです
スマッシュは角度を意識しよう 角度の重要性
初心者がスマッシュを練習するときはスピードより角度を意識しましょう
スピードを意識すると余計な力が入ったり、フォームが崩れてしまうことがあります
後からでも練習や筋トレでスピードは上げることができるので最初は角度を意識しましょう
具体的な打ち方やコツは後で解説しますので今は角度の重要性を確認しましょう
スマッシュに角度がないと
- バックアウトしやすい
- カウンターを受けやすい
です
バックアウトは分かると思います
問題はカウンターを受けやすいということです
スマッシュに角度がないと相手に高い位置で触られてしまいます
高い位置でスマッシュに触ればより攻撃的に打つことができます
逆にスマッシュに角度をつけて下で取らせればカウンターされにくいのです
そしてネットを越えるためには下から上に打たなくてはいけないので甘い球が返ってきやすいです
スマッシュの打ち方・ポイント
基本となるフォームはコチラ↓
badminton-plusalpha.hatenablog.com
それではスマッシュの打ち方に入っていきましょう
スマッシュの打ち方のポイントは
- 打点を前にする
- 面の向きは斜め下
- 体重移動
- 体の回転を使う
の4つです
前半2つは主に角度をつけるため
後半2つは主にスピードをつけるためのポイントです
前半2つを見ていきます
- 打点を前にする
- 面の向きは斜め下
この2つはほぼ同じです
打点を前にすれば面は下を向きます
ちなみにスマッシュの打点はこのくらいです
前ショット中一番前で打ちます
イメージは野球のピッチングやドッジボールです
ボールを前に強く投げるときのボールと手を離すポイントで打つイメージです
後半2つに行きましょう
- 体重移動
- 体の回転を使う
これらはスピードアップと安定に役立ちます
スマッシュは一番速いショットなのでパワーが必要になります
しかし腕の力を使ってしまうと逆にスイングが遅くなります
またすぐに疲れてしまうので体の力を使いましょう
後ろから前に出ながら打つことで前後の体重移動を使えます
また脊髄を中心とした体の回転のエネルギーを使うことでより強いスマッシュを打つことができます
このイメージも野球のピッチングです
ピッチャーが球を投げる前は左足を上げて体を捻ります
その捻ったエネルギーを腕に伝えることで剛速球を投げています
その動きはバドミントンも一緒です
- 打点
- 面の角度
- 体の回転
- 前後の体重移動
の4点に注意して練習してみてください
スマッシュでやってはいけないこと
スマッシュの打ち方でやってはいけないのが腕が伸びきった状態で打つことです
腕が伸びきった状態で打つと全く力が入りません
ボールを投げるときは肘は曲がっていますよね
軽く肘を曲げた方が力が入りやすいのです
また、打点を高くして角度をつけるために腕を伸ばすのも間違いです
あなたより背の低いジュニアの選手でも角度のあるスマッシュは打てます
スマッシュの角度は打点の高さではなく、面の角度と前で打つことで付けることができます
スマッシュのまとめ
上で紹介した
- 打点
- 面の角度
- 体の回転
- 前後の体重移動
の4つのポイントを押さえて練習してみてください
ちなみに力めば力むほどコントロールやスピード、安定性が下がるので力を抜いて打ちましょう
力を入れるのは打つ一瞬だけです
打点は前にしているのに角度がつかないという方はネットの白帯を狙うことを意識してみてください
ネットから20センチ以内に入れられるようになればだいぶ角度がつきますよ
スマッシュをマスターしてカッコよく決めちゃいましょう!
練習がんばってください
それではみなさん
さよなら~
badminton-plusalpha.hatenablog.com